2012年05月19日

化学物質が原因? 元印刷会社33人中5人がん

 大阪府内の校正印刷会社で1年以上働いていた元男性従業員ら33人のうち、少なくとも5人が胆管がんを発症し、4人が死亡していたことが、産業医科大の熊谷信二准教授(労働環境学)らの調査でわかった。日本人男性の平均死亡率を基に予想される死亡者数の約600倍に上るという。熊谷准教授は「業務で使っていた化学物質が原因だと強く推測される。詳しい調査が必要だ」と話している。
 熊谷准教授は亡くなった従業員の遺族らから相談を受けて調査。死亡者と同じ校正印刷部門で働いていた男性従業員は少なくとも33人おり、本人や家族らから協力を得られたケースについて病歴などを調べたところ、5人の発症が分かった。
 5人は25〜45歳で発症しており、入社から発症までの年数は7〜19年。元従業員らの証言では、ほかにも数人、がんによる死亡、発症者がいるという。
 正式な印刷の前に仮刷りして色合いや文字などを確認する校正印刷では、印刷機の洗浄を頻繁に行う。この洗浄液に含まれる化学物質は動物実験でマウスにはがんの発生の増加が確認されているが、人間への影響は少ないとされてきた。
(2012年5月19日13時57分 読売新聞)←クリックで掲載元記事を表示
posted by Proofreader X at 15:24| 東京 ☀| Comment(0) | お知らせ・ご案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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